• 森たかし

エイジュ第三号からおジャ魔女どれみを読み解く

 エイジュ第三号では、おジャ魔女どれみ(初代)のシリーズディレクターを務めた佐藤順一さんにインタビューを行った。そこから、おジャ魔女どれみを見ていきたいと思う。


 インタビュー中にたびたび考えたことだが、今回のインタビューにおいて子ども向けといわれる作品だからできることというものを感じられた。例えば、「結論は15年後」ということだ。ビジネス的には、そのアニメは1年程度で終わってしまうことが多い。しかしながら、そのアニメ自体は子ども達に息づいてそのアニメが良かったのか、どうなのかが分かるのが15年後ということだ。それも、作品を作り上げる上で「感情のベースというか、コミュニケーションのベースというかを、みんなアニメに貰っていると思っていますね。」という佐藤さんの考えがあってのことだと思う。


 おジャ魔女どれみの評価として、しばしば「大人こそ観るべき作品である」という評価を受けている。これは、おジャ魔女どれみを観ることによって得られる共感性というものが、大人のほうが感じられるのではないか?という考えをもとにいわれるものではないだろうか?


 おジャ魔女どれみ放送当時子どもだった人が大人になって見直し、共感している。これは、おジャ魔女どれみの話を覚えていたわけではないが、そこには「感情のベース」が息づいているのではないだろうか?大人になって子どもの時に観ていた作品を観れば感動をした。物凄く面白く感じられる。これらは、アニメから広く感情のベースやコミュニケーションのベースを貰っているからだろう。


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